業務用おせちはガラス容器の中で作って販売!
日本では必ず、年末年始になると郷土料理を味わうのが基本です。すべて縁起物とも称されており、家族が末永く幸せに暮らしつつ、無病息災を願う意味をこめたおかずで構成をされています。平安時代の宮中で誕生したおせちは、現在では庶民が口にする唯一の伝統料理といっても言い過ぎではありません。以前は年末に家庭の主婦がすべて、手作りをされていました。
いまではそんなスキルや上品な感性を持ち合わせる女性は皆無で、大半がスーパーやデパートで買い求めるのが基本。業者にとっては願ったりな時代となったわけです。少しでも販売個数を増やして業績を高めたいと思われるもの。ここでは簡単に業務用おせちを効率よく生み出して売りさばくコツをご紹介します。
まず使用する調理器具を少量にするのがポイントで、ガラス容器だけを使って調理をすることです。こだわった煮込みや揚げ物を一から作ると、それに応じたスキルを持つ調理師を雇用しなくてはいけません。人件費を削減するためにも、ガラス容器をうまく使うことです。業務用なので2か月以上前から仕込むことが可能で、計50品目のおかずをすべてガラス容器で蒸したり加工をします。
そのまま業務用冷凍庫に入れて1月1日の直前に客に手渡せば完了です。ガラス容器は耐熱性に長けており、いろんな加工をすることが可能です。1個あたり約200円で買い求めることができるので、たくさん用意をすれば利用し甲斐のあるアイテムです。